落語家の三遊亭円楽さんがお亡くなりになりました。私が子供の頃、日曜日の夕方は祖父母と一緒に笑点を見る、というのがお決まりでしたので、とてもショックでした。
円楽さんは、安定の「腹黒キャラ」桂歌丸さんとの掛け合いが面白くて、大好きだったのですが。ふざけた回答をする時もあれば、社会問題に触れたり、大真面目な回答をする姿に、子供ながらに「すごいなー」と魅力を感じていました。
以前、自叙伝を読んだのですが、青山学院の法学部出身という、ハイソなイメージと違って、子供時代はとても貧乏で、東京下町の貧しい暮らしから世渡り上手になっていったのだそうです。五代目円楽から乞われて弟子になった入門を機会に、周囲から期待され、可愛がられ、最後には師匠から名前を生存贈与されるほどでした。
本当のキャラはどんな人だったのか、三遊亭円楽さんを気学で解説したいと思います。
すでに運活BOOKをお持ちの方は、一緒におさらいしてみてくださいね。
目次
【守備型】
女性的な性格で、NO2タイプ。長期に渡って物事の決断をし続けることは苦手な生まれ。
【仕事人】
個性が強くパワーが大きい。人の2倍努力すると3倍の成果を得られるが、人並みに生きていると一生ついていない人。
【八方美人の相】
表面的な社交性が高い。慎重で計算高い一面がある生まれ。本質は消極的だが社交家のように立ち回れるタイプ。
気学的に見ると、やっぱり、腹黒適性が出ておりました(笑)私も「八方美人の相」なのですが、どうりで同じ匂いがするわけです。企画力・想像力に優れ、頭の回転が早く、チョモランマより高いプライドの相を持ち、年長者から可愛がられる援助交際の相を持っていらっしゃいました!
まさに、そのまんまですね!
そして、6代目 三遊亭円楽からはよく「死にかけのじじい」「よぼよぼ」「ハゲ」「死体」など暴言いじりをされていた、敵対キャラの「桂歌丸」さん。私が一番好きだったのは、歌丸さんでした。そんな歌丸さんを見ていきましょう。
【攻撃型】
男性的な性格で、人を引っ張るリーダータイプ。決断することに生きがいを見出す
【仕事人】
個性が強くパワーが大きい。人の3倍努力すると5倍の成果を得られるが、人並みに生きていると一生ついていない人。
【お人よしの相】
情に厚く、人に物事を頼まれると、つい断れずに頑張ってしまう。
小学校4年生の頃には、将来落語家になると既に決めており、中学3年生で5代目古今亭今輔に弟子入り。その後、4代目桂米丸門下へ移籍し、一時は破門になり、ポーラ化粧品本舗のセールスマンへ転職したりと波瀾万丈な人生を送っていました。「恐妻」「鬼嫁」として、妻で4歳上の冨士子さんをネタにされているのも有名な話しですが、信頼の厚いご夫妻だったということです。残念ながら夫人の生年月日は分かりませんでした。
実は、ディスり芸が生まれたのも、「自分のことを使ってくれていい」歌丸さんからのアドバイスだった!
円楽さんが、笑点駆け出しの頃に自分のキャラが確立していなく、ネタに悩んでいたところ、「困ったら俺のことを言いなよ」と言われたのだそうです。
情に厚い歌丸さんは、若くして悩んでいる円楽さんを放っておけなかったのですね。
さて、この2人にはたくさんのエピソードがあって、実は本当に仲が悪かった訳ではないようです。
「2人会」と呼ばれる全国、海外公演を一緒に行ったり、三遊亭円楽さんは桂歌丸師匠が入院するたびに、真っ先にお見舞いに行ってると発言されています
「自分には3人の父親がおり、1人目は実父、2人目は5代目円楽、3人目に桂歌丸」と言われているほど、本当に仲が良かったようです。
ちなみに、とあるWebメディアの調査によると、歴代笑点メンバーランキング!人気投票結果は、次の通りでした。
1位 桂歌丸
2位 六代目 三遊亭円楽
3位 林家木久扇
4位 春風亭昇太
5位 三遊亭小遊三
6位 五代目 三遊亭円楽
7位 林家こん平
8位 林家たい平
9位 三遊亭好楽
10位 四代目 三遊亭小圓遊
やっぱり!!!そうでした!
名実共に、この2人が、笑点の要だったことは間違いない!ようです。
今回は、ここで終わりではありません。
せっかくですので、他のメンバーも見てみましょう。
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林家木久扇 (守備型地球人 八方美人の相)
天然・おバカキャラ。大喜利ではいつも他のメンバーに弄り倒されていますが、順応性が高く誰とでも合わせられるタイプ。
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三遊亭小遊三 (守備型 宇宙人 主婦の相)
芸術感性がでているので、一言で言うと変人。変態おやじと言われることが多いのも納得。ナルシストキャラで、明るくひょうきんなおじさんタイプ
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三遊亭円楽 5代目 (守備型 宇宙人 はったりの相)
芸術感性が出ているので、みんなが気づかないような所で笑いをとるという独特なセンスをもつ。マネジメント適性を生かして、癖の強い笑点メンバーをうまくまとめていた。
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林家こんぺい(攻撃型 仕事人 お人好しの相)
人を引っ張るリーダー適性があり、一言チャラーンと叫んで万歳するだけで場内を爆笑の渦に巻き込む。いつも底抜けに明るいのは実は人見知りだから。
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三遊亭 好楽(攻撃型仕事人 独裁者の相)
カリスマ性も強いが癖も強い、完全なリーダータイプ。独自路線を好み、頑固で天邪鬼。真顔でエッチなことをいったり、嫌みや、変なことをいきなり言いだす。
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座布団運びの山田くん、山田 隆夫(守備型 宇宙人 八方美人の相)
黙ってニコニコできる腹黒キャラ。芸術感性が出ている、変わり者。表面的な社交性が高く、誰とでも合わせられる。
こうしてみてみると、テレビでみた印象そのままですね。
調べていて、本当に納得しました。
竹下流気学では、相性の鑑定を得意としています。その中でも関係が深くなると努力では回避できない最悪の相性、決定打を割り出すことができます。
笑点メンバーにはこの決定打が入り組んで混在していたのです。
まず仲良しと言われていた、円楽さんと歌丸さんが決定打
5代目円楽さんと6代目円楽さんが決定打
5代目円楽さんと歌丸さんが決定打
木久扇さんと円楽5,6代目が決定打
小遊三さんと歌丸さんと山田くんが決定打
好楽さんとこんぺいさんが決定打
好楽さんと小遊三さんが決定打
笑点では当てはまらないかもしれませんが、少人数のグループの場合、相性が決定打だと早々に解散、脱退?なんてことになる場合も多いんです。なので、やはり一緒に仕事をするお相手との相性の確認は必須です!
笑点の場合、相性が表面化しない理由はいくつか考えられるのですが
・活動の場が週1回であり接点が少なかったから
・落語の世界はめちゃくちゃ厳しいから(師弟関係、上下関係がはっきりしている)
・高齢だから(相性が表面化しなくなる)
もしかしたら、メディアの前以外では、本当は仲が悪かった・・・なんてこともあるかもしれません。真相はいかに・・・?
いかがでしたでしょうか。
私もこれを書いていたら、笑点が見たくなりました。
改めてキャラを知った上でみてみると違う発見があってより面白いですね。
気学では適正、キャラ、そして相性も深く鑑定できます。
私も、師匠の竹下から「アクニン」というニックネームを名付けられまして、まさに私にとっての歌丸師匠!!キャラを確立してくださったことに感謝して、鑑定士としてますます精進する所存です。
皆様もキャラを作る際には、竹下流気学をご活用ください。
最後になりましたが、円楽さん、そして笑点メンバーの皆様たくさんの笑いをありがとうございました。円楽さんのご冥福を心より、お祈りしたいと思います。
※上記はインターネット上の情報をもとに分析しております。あくまでも参考までにお読みください。